講師の徒然

北極星を見つけてみよう

 北極星は2等星なので、目立つほど明るくありません。ですから、探すにはちょっとだけコツがいります。しかし北極星を見つけることができると、ほぼ真北の方位を知ることできます。それに何よりも北極星を見つけられるなんて、それだけで楽しいと思いませんか?北極星を探す方法は、北斗七星を目安にするのと、カシオペヤ座を目安にする、2通りが一般的です。ここでは、この季節に見やすい高さにある、北斗七星から探してみましょう。
下の「ダウンロードしたファイル」をクリックしてみてください。6月上旬、午後8時ころの北の空です。おなじみの、ひしゃくの形をした北斗七星が空高く見えます。その、水をくむ部分に当たる、A・Bを結んだ長さを、そのまま5つ分延長したところにある星が北極星です。簡単でしょう?秋から冬は北斗七星は地面近くになり、見づらくなります。そのときは、北斗七星に代わり空高くそびえるカシオペヤ座を用いることになります。それについては後ほど。
 ところで、Cの星が2等星のミザールです。この星のごく近くにアルコルという4等星が寄りそっています。2つの星を分離して見ることができる人は、たいへん目がよい人です。昔、アラビアで兵士の視力検査に用いられたそうです。機会があったらチャレンジしてみてください。ちなみに2つの星は、たまたま同じ方向に見えるだけで、実際の距離が近いわけではありません。0.3光年(光の速さで約3ヶ月半かかる距離)ほど離れています。 山田

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